今日は僕の小学校の卒業式でした。
今までのブログにも書いたように、雪が融け始め、オーバが急に厚ぼったく感じるようになった頃から、『卒業』を意識することが、たびたびありました。
お別れを意識して感傷的になる僕...。
でも、もう一方で中学への期待に心膨らむ僕...。
中学になったら、新しい友達もできるだろうな。
今仲良くしている友だちとだって、もっといろんなことを話したい。
勉強だって、グッと難しくなるだろうけど頑張るぞ!
部活(実はもう、決めてある!)も楽しみぃ。
でも、僕には卒業式の今日、楽しみにしていたことがありました。
6年前、1年生になったばかりの5月に両親と作った缶詰です。
サインペンで書いた車の絵が色褪せてしまっています。
そしてこの中身は...。
6年後の僕に宛てた両親からの手紙と『空豆石』。
空豆石とは...。
1年生の頃の僕は、今よりもおでこが出ていて下膨れで、空豆のような顔の形をしていました。
そして石を集めるのが好きで、ポケットの中はいつも石ころでいっぱいでした。
その石コレクションの中から、空豆型の石を見つけては、僕のいろんな表情を母と書いて遊んでいました。
その石と手紙をつめ、開封予定を卒業式の日に決めました。
時々眺めては手に取り、カラカラと石の鳴る音を聞き、ワクワクしたり、どこか安心したり...。
手紙にはいったい何が書いてあるのだろうかとも考えました。
いよいよ缶を開けました!
手紙の内容は内緒ですが、僕はこの手紙を書いた両親が揃って卒業の日にいてくれたことが、嬉しかったです。
それは...僕のクラスメートの中には、お母さんを亡くしてしまった友だちもいるからです。
その友だちは、クラスで一番優しいな~と、僕は思っているし、お母さんも、すごく優しい方でした。
虫を全然恐がらないお母さんで、掌にいも虫を載せて、ニコニコと僕に見せてくれたことを覚えています。
6年の月日で変わることはたくさんあるけれど、6年間の毎日を一つ一つ鮮明に覚えているわけではありません。
でも今日のような特別な日の記憶は、必ず心に残ると思いました。
卒業式は、特別な日。
...僕の小説の第3作目でも、卒業式のシーンを書きました。
卒業式はやはり、特別な日です。









