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特別な日

三船恭太郎
(2009年3月19日 20:25)

今日は僕の小学校の卒業式でした。

 

今までのブログにも書いたように、雪が融け始め、オーバが急に厚ぼったく感じるようになった頃から、『卒業』を意識することが、たびたびありました。

 

お別れを意識して感傷的になる僕...。

でも、もう一方で中学への期待に心膨らむ僕...。

 中学になったら、新しい友達もできるだろうな。

今仲良くしている友だちとだって、もっといろんなことを話したい。

勉強だって、グッと難しくなるだろうけど頑張るぞ!

部活(実はもう、決めてある!)も楽しみぃ。

 

でも、僕には卒業式の今日、楽しみにしていたことがありました。 未来の缶詰

 それは、この缶詰を開けること。

6年前、1年生になったばかりの5月に両親と作った缶詰です。

サインペンで書いた車の絵が色褪せてしまっています。

そしてこの中身は...。

6年後の僕に宛てた両親からの手紙と『空豆石』。

 

空豆石とは...。

1年生の頃の僕は、今よりもおでこが出ていて下膨れで、空豆のような顔の形をしていました。

そして石を集めるのが好きで、ポケットの中はいつも石ころでいっぱいでした。

その石コレクションの中から、空豆型の石を見つけては、僕のいろんな表情を母と書いて遊んでいました。

 

その石と手紙をつめ、開封予定を卒業式の日に決めました。

 

時々眺めては手に取り、カラカラと石の鳴る音を聞き、ワクワクしたり、どこか安心したり...。

手紙にはいったい何が書いてあるのだろうかとも考えました。

 

いよいよ缶を開けました!

   

手紙の内容は内緒ですが、僕はこの手紙を書いた両親が揃って卒業の日にいてくれたことが、嬉しかったです。

 

それは...僕のクラスメートの中には、お母さんを亡くしてしまった友だちもいるからです。

その友だちは、クラスで一番優しいな~と、僕は思っているし、お母さんも、すごく優しい方でした。

虫を全然恐がらないお母さんで、掌にいも虫を載せて、ニコニコと僕に見せてくれたことを覚えています。

 

未来の缶詰③ 6年の月日で変わることはたくさんあるけれど、6年間の毎日を一つ一つ鮮明に覚えているわけではありません。

 

でも今日のような特別な日の記憶は、必ず心に残ると思いました。

 

 

 

卒業式は、特別な日。

 

...僕の小説の第3作目でも、卒業式のシーンを書きました。

卒業式はやはり、特別な日です。

 

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