ラジオをお聞きの皆さん、こんにちは。
『文学の散策路』の時間です。
この番組は、毎回、お勧めの一冊、その中の数行にスポットを当て、ゲストの皆さんにご意見、感想等、自由に語り合っていただく番組です。
まずは、ゲストの方々からご紹介いたしましょう。
私のお隣から、仁木涼子さん。図書館司書のお仕事をしていらっしゃいます。今日はよろしくお願いします。
涼子 「こちらこそ、よろしくお願いします」
ラジオをお聞きの皆さん、こんにちは。
『文学の散策路』の時間です。
この番組は、毎回、お勧めの一冊、その中の数行にスポットを当て、ゲストの皆さんにご意見、感想等、自由に語り合っていただく番組です。
まずは、ゲストの方々からご紹介いたしましょう。
私のお隣から、仁木涼子さん。図書館司書のお仕事をしていらっしゃいます。今日はよろしくお願いします。
涼子 「こちらこそ、よろしくお願いします」
作文コンクールの表彰式を無事に終え、僕は再び新幹線のホームに立った。
土曜日の午後ということもあり、ホームは老若男女、いろいろな世代の人たちで溢れかえっていた。
しかしその大勢の人たちも、『これから旅に出る人』と『これから家路につく人』の、大きく2つに分けられる。
洋服の皺の具合、お土産の紙袋、ベンチに座り、投げ出した足に張られた絆創膏、バックから覗くミッキーマウスの耳...。
うきうきと楽しげな会話。その一方で、欠伸。
そんな、さまざまな人たちの吐き出す、さまざまな空気の流れを一旦止めるように、新幹線の発車のベルが鳴り響いた。
『おてがみ』と聞くと、何を想像しますか?
パソコンや携帯のメール?
携帯を 打つ手が踊る 待ち合わせ
う~ん、お粗末な一句。失礼しました!
でも、駅やデパートの待ち合わせ場所で、一心不乱に携帯のメールを打っている人を見かけます。
(ホラ、すぐ後ろ。今メールを打っている相手は、その人じゃないですか?)
「な、なんだ来てたんだ。気づかなかった。今メール...」
(やっぱりね!)って光景を見ることがあります。
~大きなお世話のご注意~
めずらしく、東京日記を2話一度に更新しました。その23~ズボンの折り目~から先に読んでいただくとうれしいです。
さあさ、ようこそ!『東京日記その24』の本文は以下からです。
恐る恐る振り返ると、母は笑ってるような、泣いているような複雑な表情で、印鑑ケースを手にしていた。
な~んだ、印鑑か。なにさぁ、「あっ!」なんて驚かさないでよ...。
ん?
「三船様っ、心配しておりました。ご印鑑は...」
後光の人は、フロントから僕らのところまで、前のめりになりながら駆け寄って来てくれた。
わずか3メートルあまりの短いその距離を、小走りにやって来る姿に、後光の人が母との電話を切った後、かなり気を揉んでいてくれていたであろうことが伝わってきた。
無理もない。
『当ホテルのすぐ向かい。徒歩4分!』
この言葉に嘘はなかった。実際には言ってないけど。